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対Googleの新戦略、米Yahoo!のオープン戦略「SearchMonkey」「BOSS」の狙いは?

現在の米国の検索エンジンシェアは、Googleが約60%、Yahoo!が約20%となっています。世界的にみてもGoogleは圧倒的なシェアを占めており、Yahoo!は苦戦を強いられている状況です。Yahoo!は、生き残りをかけて検索広告からの収益を拡大するために、「Yahoo!オープン戦略(Yahoo! Open Strategy)」掲げました。
具体的には、2008年4月に「SearchMonkey」が、2008年7月に「BOSS(Build your Own Search Service)」が発表されています。「SearchMonkey」とはGoogleのユニバーサル検索のように、検索結果画面に写真・電話番号・住所・レビューといった関連するコンテンツを表示できるもので、関連するコンテンツは、サイト運営者自身でカスタマイズが可能です。ただ、ユーザがアプリを事前に登録する必要があるほか、サイト運営者もコンテンツのマイクロフォーマットやRDFなどの形式で構造化する必要があります。

「BOSS」とは、Yahoo!の検索技術を誰でも自由に使えるようにするサービスです。今までの「Yahoo! Search API」のように制約なく、オープンに公開されており、「Hakia」というソーシャル検索はこれをベースに作られています。また、この「BOSS」は、膨大な予算が必要とされた検索エンジン市場において、ユニークなアイデアはあるが資金がない企業に対しても、検索技術を利用する機会を与えることになります。そしてこのYahoo!のプラットフォームを使ってもらうことで広告収入を増やすことができる、というところにYahoo!の狙いがあるといえます。しかし、Yahoo!・Google・Microsoft・Ask.com・AOLを除いた検索エンジンのシェアがわずか数%しかないため、「BOSS」というサービスを出したとしても数%のシェアがYahoo!に置き換わるに過ぎず、シェアの大勢に影響は出ないと考えられます。検索エンジンに本格的に参入する企業は、自社内で検索エンジンを作るはずですので、これらの戦略がどこまで有効なのかは不透明です。



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